パリの東から

METANOIA
METANOIA.jpg


11月28日(金)、18h30 - 21h30
l'église américaine de Paris (65 quai d'Orsay 75007) Métro : Invalides
にて、METANOIA というパフォーマンス・アートが行われます。
ぼくは「メトロのミュージシャン」としてチェロ演奏を行います。

どういうものかは来てのお楽しみということで。

入場は無料です。どうぞお越し下さい。

METANOIA

CONCEPT

METANOIA is a curated social performance transforming a private space into an ephemeral public experience. The temporary art installation will take place on Friday November 28th from 18:30 - 21:30 at the American Church of Paris (65 quai d'Orsay 75007).

METANOIA est une performance sociale organisée dans un espace privé transformée une expérience publique éphémère. Cette installation d'art temporaire aura lieu vendredi 28 Novembre à partir de 18h30 - 21:30 à l'église américaine de Paris (65 quai d'Orsay 75007).

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  1. 2014/11/27(木) 08:43:20|
  2. コンサート
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Place d'Italie 駅にて
地下鉄演奏の写真というのは自分では撮れないので、ほとんどないのだが、これは先日、通行人の女性が撮って送ってくれたもの。なぜか白黒だけど、なかなかいいではないですか。

ここは5号線、6号線、7号線が交わる Place d'Italie(プラス・ディタリー)駅。この駅の南側にはパリ最大の中華街があります。

実はこの駅で弾くのはこの時が初めて。後ろに地下鉄ミュージシャンのパネルがあるが、このようなパネルのある所はぼくの知っている限りでは3ヶ所だけで、もちろんパネル以外の所で弾いても構わない。

Place dItaly 1

Place dItaly 2

それにしても髪が薄くなって来たな(笑)。

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  1. 2014/11/15(土) 08:55:09|
  2. パリの地下鉄演奏
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パリの地下鉄演奏(その3)
このところ、ほとんど毎日のようにパリの地下鉄通路で弾いている。

フランス在住の方、旅行者の方で見かけた人はたくさんいると思う。

しかしどうも日本人は、パリの地下鉄で日本人ミュージシャンが演奏しているという想像力が働かないらしく、無視されることが多い(笑)。中国人は在住者も旅行者もたくさんお金を入れてくれるが、日本人ではごくたまにしかいない。

パリは国際都市であって、フランス人の町ではない(と言うのは言い過ぎかもしれないが)。実際、地下鉄ミュージシャンも、ヨーロッパ人であっても、ウクライナ人、ルーマニア人など、外国人が多いのだ。

と言うか、日本ではあまり施しをする習慣がないためかもしれない。こちらでは親が子供にお金を渡して、入れさせるのである。子供のころから、恵まれない人に施しをする習慣をつけさせているのである。


それはともかく、ぼくを見かけたら、「ブログ見ました」とお声をおかけ下さい。「ピアノのための小さな曲」の特製ミニチュア版楽譜を差し上げます。


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  1. 2014/10/27(月) 09:22:21|
  2. パリの地下鉄演奏
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「無伴奏チェロ組曲」の新しいブログを始めました。
バッハ「無伴奏チェロ組曲」に関する記事が増え過ぎた。

古い記事には現在とは考えが違っている所もあるし、似たような記事が多くなり整理する必要も出て来た。

そこで「無伴奏チェロ組曲」に関する新しいブログを作ることにした。

こちらの記事は楽譜を作成している過程での貴重な記録でもあり、なるべく残すようにするが、記事によっては削除する可能性もある。

新ブログはこちらです。よろしくご支援下さるよう、お願い申し上げます。

バッハ 無伴奏チェロ組曲、校訂者注記


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  1. 2014/09/17(水) 10:25:48|
  2. 無伴奏チェロ組曲
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英語による新ブログ開始
バッハ「無伴奏チェロ組曲」の研究成果を世界により広く知ってもらうために、英語によるブログを始めた。Bloggerブログを利用することにしたが、なかなか使い易い。

http://bachcellonotes.blogspot.fr/

タイトルは Bach's Cello Suites, Editor's Notes、副題として of its newest and the most radical edition などとややえらそうだが、PDFで公開していた Editor's Notes をそのまま載せているだけである。しかし英語はかなり怪しいものだ。時制がよく分からないし、定冠詞もいつ使えばよいのか分からない。やたらと the が並んでしまうと音が汚くなる。おかしな英語を見つけたら知らせて下さるとありがたいです。


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バッハ「無伴奏チェロ組曲」まとめ


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  1. 2014/09/01(月) 01:24:56|
  2. 無伴奏チェロ組曲
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なぜ誰も重弦で弾かないのか?
~「無視された重弦」追記~

バッハ「無伴奏チェロ組曲」第1番プレリュードの、第33小節3拍目から第36小節2拍目までの重弦については「無視された重弦」で既に述べた。

この二重符尾(一つの符頭から上下に2つの符尾が伸びている)は100%バッハが書いたものであり、100%間違いなく重弦を意味しているにもかかわらず、この200年近くの間、ぼくが世界で最初に気づくまで、一度も重弦で弾かれたことがない、と言っても信じてもらえないかもしれない。

ケルナー
1 Prelude ds Kellner

アンナ・マグダレーナ
1 Prelude ds AMB

C資料
1 Prelude ds C

D資料
Double stop D


まず100%バッハが書いたと言うのは、4つの筆写譜がすべて書いていることから間違いなく、また100%重弦を意味していると言うのは、議論以前の、弦楽器の記譜上の常識 なのである。

だがこの常識がチェリストには通じない。これは重弦ではなく、単にD線とA線を交互に弾く事を意味するというのである。このような非常識がまかり通ってしまっているのがチェロの世界なのである。

おそらく、ぼくの推測だが、この重弦があまりに強烈なので、古典派やロマン派(及び現代)のヤワな耳には付いて行けなかったからではないだろうか、と思っている今日この頃である。

もう一度言うが、この重弦が始まるのが、第33小節の3拍目であり、それが12拍、つまりちょうど3小節分続き、さらに、最初のところは3つ続きの重弦であるという「3尽くし」が偶然のはずはなく、バッハがこの重弦によって神の栄光を表していることは間違いない。

ところが驚くことにこの重弦をちゃんと書いた出版譜は、この曲の歴史上、ヴェルナー・イッキング氏の楽譜とぼくの楽譜しかないのである(どちらも無料楽譜サイトIMSLPで見れる)。ヘンレ版は2000年の初版ではちゃんと書いていたのに、2007年の第二版では初めの3つ続きの重弦をやめるという改悪を行っている。

イッキング氏はドイツのアマチュア・ヴァイオリニストで、ぼくと同様、インターネットで自分の作った楽譜を配布していた人である。もはや既存の楽譜出版社はその存在意味を失いつつあるのだろうか。ヘンレ版の改悪は、ぼくにはその象徴のように思える。

なぜなら、最良の資料が自宅にいながら利用できる時代になったので、ある曲の原典版を作ろうと思えば、世界中の研究家(専門家だろうとアマチュアだろうと)が、インターネットを通じて議論しながら作れるからである。


何にせよ、百聞は一見にしかず、と言おうか、一度この重弦をお弾きになっていただきたい。当然なのだが、この重弦を弾いて初めて、このプレリュードの本来の姿が現れて来るのである。


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バッハ「無伴奏チェロ組曲」まとめ


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  1. 2014/08/05(火) 08:43:57|
  2. 無伴奏チェロ組曲
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バッハ「無伴奏チェロ組曲」~はじめに
~間違いだらけの「無伴奏チェロ組曲」~

チェリストの皆さんはバッハの「無伴奏チェロ組曲」の楽譜は何をお使いだろうか?
日本では全音から出版されていることもあって、ジャンドロン版がよく利用されているようだし、20世紀の定番と言ってよいベーレンライター社のヴェンツィンガー版も相変わらず使われていることだろう。

他にも多くの版があるが、残念ながら音の問題に関してはどれもこれも間違いだらけである。まずはこちらの正誤表で修正していただきたい。→バッハ「無伴奏チェロ組曲」正誤表

なぜそんなことになったかと言うと、何よりまず第一に、この曲のバッハの自筆譜が残っていないことが最大の原因であるが、バッハの自筆譜から直接写されたと考えられる2つの筆写譜、バッハの妻アンナ・マグダレーナによるものと、バッハの弟子(友人とも)ヨハン・ペーター・ケルナーによるものが、互いに食い違っているところが多々あるためでもある。

アンナ・マグダレーナのものはよく知られていて、チェリストの中にはこれを偏愛する人もいるようだが、ケルナーの筆写譜も実に貴重なもので、これなしでは「無伴奏チェロ組曲」の正しい音は決して知られることがなかったと言ってよい。

その他に18世紀の後半に書かれた2つの筆写譜が残っていてC資料、D資料と呼ばれているが、これら4つの筆写譜の間の正しい関係が、ぼくが研究するまで誰にもわからなかったという事情もある。C資料、D資料がアンナ・マグダレーナの筆写譜の子孫であることはあまりにも明白なのに、2000年の時点でベーレンライター社が出した研究資料を見ても、そのことがまったくわかっておらず、あまりに貧弱な図しか載っていないのである。

その他に、この曲の世界最初の出版譜が、校訂されないまま大急ぎで出版されたためミスだらけであったことや、カザルスによってこの曲の真価が知られるようになるまでは、練習曲としてしか考えられていなかったこともあるだろう。

また最近ぼくが考えていることは、ドイツが東西に分裂していて、D資料以外の3つの筆写譜が東ベルリンにあったベルリン国立図書館に保管されていたために自由に利用することができなかった、という事情もあると思う。


ぼくは2010年から「無伴奏チェロ組曲」の自分の版を作り始めたが、まず厄介なスラーの問題を放棄して音の問題に集中した。そのため、これまでの出版譜の多くの間違いを修正することができたのである。この「スラーなし版」は2013年に完成して、ぼくのブログ別館「横山真一郎 の 楽譜書庫」及び無料楽譜サイトIMSLPで無料公開しているので、大いに利用していただきたい。→バッハ「無伴奏チェロ組曲」(スラーなし)全曲版

そして現在は「スラーあり版」の作成も始め、すでに「第1番」は出来上がったが、全曲完成はまだまだ先のことになりそうであるし、改訂は一生続くことになるだろう。

また楽譜作成の過程で気づいたことは、このブログに記事として書いているので、ぜひ読んでいただきたい。こちらのまとめからどうぞ。

バッハ「無伴奏チェロ組曲」まとめ



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  1. 2014/07/13(日) 12:31:35|
  2. 無伴奏チェロ組曲
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著作権侵害の楽譜DVD
日本(語)では売っていないようではあるが、ぼくの作品の楽譜を無断で売っている(いた)団体があるので注意しておきたい。

The Clarinet Institute of Los Angeles
http://www.clarinetinstitute.com/index.html

ぼくは自分の作品の楽譜を、自分のブログおよび無料楽譜サイトIMSLPで無料公開している。ところが無料で公開しているからといって、それをぼくに無断で勝手に売っていいと思っている人間がいるのである。

無料(フリー)であることとパブリック・ドメイン(公有、著作権切れ)であることを混同しているのである。無料で公開はしているが、ぼくは自分の作品の著作権は放棄していない。著作権はあくまでぼくに属しているのである。

ぼくは自分の作品についてはIMSLPの「演奏制限、商用及び改変禁止ライセンス」あるいはクリエイティブ・コモンズの「表示・商用及び改変禁止ライセンス」で公開している。これはつまり、商用利用したり、改変したりしない限りは、自由に配布・演奏していいですよ、と言う意味である。しかし商用利用したり、改変したい場合は著作権所有者に許可を得なければならないのである。

ところが上記の団体はぼくに無断でほかの作曲家の作品の楽譜とともにDVDにして売っていたのである。抗議のメールを送ったら、ぼくの作品はリストから削除した。しかしぼくと同じような、著作権の切れていない作品は削除していないところを見ると、まだ全然何が問題なのか理解していないようである。

いやはや、楽譜や本を売るということは常に著作権の問題と一体であるのに、著作権についての初歩的知識もなしに楽譜を売るとは、あきれ果ててものも言えないのである。

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  1. 2014/07/11(金) 17:18:05|
  2. 著作権
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29日(日)サン・ジェルマン・デ・プレ教会
29日(日)15時30分、パリ、サンジェルマン・デ・プレ教会で、ぼくの「アジアのスパイス」(サックス四重奏版+オルガン)が演奏されます。自分自身の演奏会以外で、ぼくの曲がパリで演奏されるのは初めてです。どうぞお越しを。

なお「アジアのスパイス」は1曲目なので、開演時間に遅れないようご注意下さい。

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  1. 2014/06/28(土) 07:06:49|
  2. コンサート
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神を讃えるプレリュード
~無伴奏チェロ組曲第1番プレリュードに隠された数字~

バッハが数字好きなのはよく知られていて、それをテーマにした本もあるくらいだ。

無伴奏チェロ組曲にも何か秘密の数字が隠されていないだろうか。

とりわけそのオープニング曲ともなると、バッハが何か「仕掛けた」可能性がないとは言い切れないだろう。

楽譜をお持ちの方は(お持ちでない方はこちらを)まずこのプレリュードの小節数を見て欲しい。そしてその数にピンと来た方は、以下は読まずに自分でこのプレリュードを調べてほしい。せっかくの謎解きの楽しみを奪うわけには行かないから。

















さてその数字は、、、

















42である。


42とは何か?何かの倍数ではないか?

そう、7x6である。

7はキリスト教では完全な数字であるという。神は6日間で世界を作り、7日目に休まれたから。


でも他には?


「バッハの数字」は既によく知られている。

BACHをアルファベットの順番の数字に置き換えると、B=2、A=1、C=3、H=8 で、全部を足すと14になるわけで、バッハはこの数字を大変好んだ。

例えば「平均律クラヴィーア曲集第1巻」の1番(ハ長調)のフーガのテーマは14の音で出来ている(タイで結ばれている2つの音符は1つと考える)。

Fuge 1-1 sujet 2


さてそれでは「無伴奏チェロ組曲」の場合は、、、


そう、14x3=42である。

3はキリスト教では「三位一体」ということから神を表す。

これはつまり、このプレリュードで「バッハ(14)が神(3)の栄光を讃えている」ことを意味する、と言って間違いないだろう。

そしてさらに驚嘆すべきことなのだが、チェリストであれ、びよりすとであれ、ギター、サックス、リコーダー、トロンボーン、コントラバス、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者であれ、この曲を演奏する人は全て、あるいは演奏はしないがこの曲を愛する人は全て、ここから先を読む前にご自身でこの曲の構造を研究してみてほしい。

















気づかれたことと思うが、このプレリュードは、


実際に14小節x3で出来ていたのである。

つまりこのプレリュードは単に42小節でできているだけではなく、14小節のブロック3つによって組み立てられていたのである

そして第3部分は別として、前の第1部分と第2部分はそれぞれ7小節づつの2つの部分に分かれるのである。

7(完全な数字)x2=14(バッハの数字)である。


そしてそれとはまた別に、全体はフェルマータによって完全に2つの部分にも分けられている(フェルマータは小節の中ほどにあるように見えるが、実際には下の楽譜の下段に見られるように和音全体にかかっているのであり、それが単にアルペッジョになっているだけである)。

実に驚くべき構成である。


楽譜で示してみる。
より把握しやすいように、上段に元の楽譜(小さいが)を、下段にそれを和声に要約したものを示しておく。

Bach 1st Cello Suite Calendar
(The Structure of the Prélude from the 1st Cello Suite of J.S. Bach by Yokoyama Shin-Itchiro)

そして第3の部分については「無視された重弦」の記事に書いた(記事の下の方)。

ここでバッハは3という数字を並べに並べて神の栄光を讃えているのである。この重弦を弾かないことはバッハの意図に反することになる。

この重弦そしてこのプレリュードは「無伴奏チェロ組曲」のグローリアなのである。


追記

最近この表を「カレンダー」と呼びたいと思っている。またバッハは上に書いたように、神が6日間で世界を創り、7日目に休んだことから、このプレリュードで天地創造を表現しようとしたのかもしれない。


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バッハ「無伴奏チェロ組曲」まとめ


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テーマ:チェロ - ジャンル:音楽

  1. 2014/05/22(木) 07:22:00|
  2. 無伴奏チェロ組曲
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