パリの東から

「小さなセレナーデ」が全世界で大好評!その2
以前にもお伝えしましたが、弦楽オーケストラのための「小さなセレナーデ」が好評で、今年になってもインド、イギリス、アメリカ(2回)で演奏され、これまで確認できただけでも13ヶ国になりました。

これからもますます演奏されることを考え、前から気になっていた部分(中間部の伴奏)を修正して、第3版として公開しました。どうぞご利用下さい。

日本人作曲家による弦楽合奏曲としては、芥川也寸志「弦楽のための三楽章(トリプティーク)」、武満徹「弦楽のためのレクイエム」、早川正昭「バロック風日本の四季」の3曲がよく演奏されますが、それらよりポピュラーな曲になって行くと思います。


下の動画は台湾の青少年オーケストラによる演奏です。なかなかいい演奏です。




アメリカでの弦楽四重奏による演奏。



作曲者としては、このような「歯抜け」の編成でも、演奏されないよりは演奏された方が嬉しいのですが、できれば事前に連絡して欲しいです。手直ししますから。弦楽六重奏用の編曲もありますので、それもご利用下さい。

無断で「歯抜け」で演奏するのは、無断で原作を改変するのと同じことだと理解して欲しいのです。もちろん公開演奏ではなく、内輪の楽しみで演奏する時は構いません。

しかし、ぼくがテンポ表示をAllegro moderatatoとしたのがまずかったのか、この曲は常に遅く演奏されるので、Allegro vivaceに書き替えました。もっとキビキビした曲なのです。

なお、この曲を日本国内で演奏する場合、ぼくはSACEM(フランス音楽著作権協会)会員なので、SACEMの日本における契約団体であるJASRACの規定に従って演奏して下さい。


にほんブログ村 音楽ブログ 楽譜・音符へ
スポンサーサイト
  1. 2013/08/09(金) 21:26:50|
  2. 横山真一郎作品
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

バッハ「無伴奏チェロ組曲」ヴィオラ版について
横山版バッハ「無伴奏チェロ組曲」はチェリストよりヴィオラ奏者に人気のようである。

実際IMSLPでは、全曲版に限ってではあるが、わずかにヴィオラ版のほうがダウンロード数が多いのである。ぼくが指摘した無伴奏組曲のさまざまな間違いは、チェリストよりもヴィオリストによって修正されて行くのではないかという予感がする。

さてそれはともかく、今ヴィオラ奏者の友人が、使っていないヴィオラを貸してくれているのだ。チェコのクレモナ(笑)で作られたストラディヴァリウスである。ぼくの息子が最初に使っていた分数ヴァイオリンと同じではないか。

そのストラディヴァリウスのヴィオラで無伴奏チェロ組曲を弾いているのだが、おや、と思うことがある。バッハはヴィオラを弾きながら無伴奏組曲を作ったのではないか。たとえば第4番のプレリュードなど、チェロではやたらとポジション移動をしなければならないのに、ヴィオラではほとんど第1ポジションだけで弾けるのである。バッハはヴァイオリンの名手であり、またヴィオラも好んで弾いたらしいが、チェロも巧みに弾いたとは言われていない。

なんとかスパッラという、肩からひもでつるして弾く奇妙な大型の楽器で弾いたのだという説もあるが、いずれにせよ、チェロを弾きながら作ったとは思えないのだ。また実際この曲はヴィオラで弾いても、まるでヴィオラのために書かれたかのように美しい。

ぼくはこの組曲の楽譜をヴィオラのために作ったのだろうか?


バッハ「無伴奏チェロ組曲」まとめ

にほんブログ村 クラシックブログ チェロへ
  1. 2013/08/05(月) 00:17:52|
  2. 無伴奏チェロ組曲
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0




| ホーム |